Lesson-16:最終章「パター!」

 

「私のゴルフ格言集:目から鱗」にも記載していますが、ゴルフで最も難しいのは、絶対に入れなければならない、というより普通なら絶対に入る距離の「ショートパット」である…と私は言い切る事が出来ます。私よりも上手なアマチュアやプロの方々はまた違った意見をお持だと思いますが、パターについては、この一言に限ります‥!

 

パターだけは打ちっぱなしのゴルフ練習場で練習出来ません。練習グリーンを備え付けている練習場もありますが、そんな芝のグリーンで練習するのはお勧めできません。やはり、本格的なゴルフ場のグリーンでキャリアを積んで行かないと駄目です。そして近年、殆どのゴルフ場がベントグリーンになっていますので、高麗グリーンで強く打つパターの練習よりも、早くて芝眼の無いベントグリーンで練習してください。

 

ゴルフ場に朝早く到着して打撃練習に行く人がいますが、これ「ワラナンセンス!」。ゴルフのショットがそんな急に上手くなれるものではありません。悪い癖が出てしまったりするとかえって不安な1番ホールを迎える事になります。それよりも、①まず十分な柔軟体操、②ゴルフで最大の敵である大便の処理、③そしてパターの練習です。せっかくパターの練習が出来る所へ来たわけですからこの機会を逃す手はありません。もう一つ付け加えますと、朝一番のTショットは今の時点の実力です。それを試すという意味でも打撃練習場へは行かない事。また朝一番のショットは凄く緊張します。ゴルフスイングはこの緊張感が大きく作用します。プロでも優勝のかかった最終ホールで急に曲げたり短いパットを外したりしますね。そういう精神面を鍛える上でも朝の打撃練習には行かない!ということです(試合の時は別ですが…)。

 

さて、先ほど申し上げたように、ゴルフで最も難しく大切なショットは最後のカップインする短いパットです。1mで良いでしょう。この距離を練習グリーンの平らなところを探して100%は入るように練習して下さい(コースに行くたびに)。勿論初心者の内は必ず入るというのは難しいです。そして一番ホールへ行かなければならない時間を見ながら最後の方で、5m、10m、と練習して下さい。距離の測定方法は、歩く1歩が1mになる歩き方を身に付けておきます(大体で良いです)。「このくらいの強さで打てばこのくらいの距離が転がるんだなあ…」という感触をつかみます。本番での3m、7m、15m等は、自分なりに「5mの時より少し強くor弱く」等と頭で描きながら少し素振りをしてから打ちます。その結果がオーバーしたりショートしたりを繰り返す事で常に強弱の学習を繰り返し距離感を身に付けて行きます。

 

初心者の方でさえグリーン上でボールの後ろに屈みこんで長い間ラインを読んでいる人がいますが、パターは距離感です。ラインは上手になってからの事。ボールの後ろに座って長い間読まなくても、グリーン上に立てば一目瞭然で傾斜の流れが分かります。「大体スライスだな!ちょっと上ってるな!だから5mの距離だけど練習グリーンの時より少し強めでカップの左を目標に打とう!」という大雑把な決断で結構です。幾らラインを慎重に読んでも距離を合わせられ無かったら全く違う方向へ転がって行きます。パターは、殆どのアマチュアプレーヤーにとって、余程早くて傾斜の強い難しいグリーンで無い限り、ライン(方向)を大きく外すということは少なく、それよりも距離を大きく狂わせるプレーヤーが多いです。その理由は、例えばボールを手で投げる場合であれば目標点周辺に投げる事が出来ますよね。しかしパターというのはシャフトがあってヘッドが付いていて振り子のように打つわけですが、そのような運動を小さい頃からやっていませんからどのくらい転がるのか頭や体に見に付いて無いのです。小さい頃に初めて自転車に乗るようなものです。でも大人で乗れない人はいません。つまり何度も練習をして体に覚え込ませなければならないのです。それが出来てから初めてライン(どのくらい曲がるか?)を読む腕を身に付けて行くという事になります。

 

ゴルフ場によってグリーンは違いますしその日の気象条件などのコンディションによっても違います。ですからアマチュアにとっては、ゴルフ場で経験を積み重ねていくほかに上手くなる方法はありません。ただ、上述の通り、練習方法とゴルフに対する考え方の違いの積み重ねで大きく差が付いて行きます。パターのグリップからストローク方法などのスタイルについてはNETなどを通じて学んでください。大切な事は、フルショット同様に、自分が一番しっくりくる自分に合っていると思われるスタイルを見つけ出す事です。ゴルフばかりやってられないアマチュアにとって早く上達出来る最大のポイントは、個性を活かす!事です。そして、ドライバーの練習ばかりやって飛ばすことに明け暮れている連中とは違い、知恵と工夫で自分なりの練習方法とゴルフに対するポリシーを見出す事です。

 

ゴルフの技術レベルの高い人はクロスバンカーでも簡単に打つことが出来る、逆にクロスバンカーが上手な人はゴルフが上手い…と言いましたね。もう一つ言える事があります。パターの上手な人は頭が良く心が大きい、逆にパターが上手くならない人は頭が悪く心が小さいと‥。ゴルフって人間が出るんですねえ、おもしろいくらいに。マナーやルールやペースにおいても自分に厳しい人とそうで無い人とかね…。

 

ゴルフというのは空中にボールを飛ばすスポーツです。下に池があろうが崖があろうが空中を飛ぶんですから関係ありません。練習場で身に付けたスイングを平常心でいつものように振るだけです。パターは唯一空中は関係無く地面を這わせる技術です。ホールごとに違う傾斜と距離を図らねばなりません。運動神経が良いからと言って出来るものでは無いのです。そしてそのパターがゴルフスコアの半分を占めます。如何にパターが重要かをお分かりいただけると思うと同時に、如何にゴルフというのは運動神経だけでは無いスポーツであるという事もお分かりいただけると思います。コースマネジメントなども含め、前のホールの失敗を引きずる一喜一憂する性格なども含め、私が「ゴルフは知恵と工夫の頭のスポーツ」という所以です。「私のゴルフ格言集」も読んで下さい。実に意味深い事ばかりを書いておりますので、即効的上達に役立つと思います。

 

最後に、タイガーウッズのスーパーショットのビデオを添付致しました。ゴルフが好きになると見るのも楽しくなってしまいます。この現象が、体が動かなくなるまで続いてしまいますよ…。まあ、人生100年ですから、生涯スポーツとして健康には素晴らしく良いですね!ちょっとお金がかかりますが…。

 

では、ゴルフイメージレッスン書の「Lessonn-1」から読解して頂きそして練習で試して身に付けて頂き、この最後のコーナーの理解と実践により見に付き始めるまで約1年かけて下さい。一気に読んでところどころを試す様な進め方では私の体験による伝授が出来ません。1年とは言いましたがそこは人夫々で良いじゃないですか?でも1年かけて段階を踏んで進んで行くことで、1年でシングル並みのプレーヤーになる事が可能となります。頑張って下さい、そしてゴルフを大いに楽しんで下さい。

 

『ゴルフとマラソンとダイエットと英会話は継続は力なり‥!』

有難うございました。