Lesson-8「スタンスの取り方について!:Tショット編」

 

アマチュアは、ショット時に、スタンスの取り方で既に間違っていることが多い。「スタンスの取り方」という意味のポイントは3つある。

1.ボールの位置とスタンスの関係。

2.オープンか?スクウェアか?クローズか?

3.どこを狙って(向いて)打つかの方向性。

以上の3つであるが、これらは全て大切な事でリンクしている。そして、このスタンスによって飛んでいくボールの方向性や角度が決まり落下する場所が決まる。それはスコアに密接にかかわる事になる。つまり、「スタンスの取り方」というのは、「どう攻めるか?」という事に繋がることになる。少し難しい言葉を使うと、コースマネジメントの重要な要素と言える。幾ら真っ直ぐに遠くへ飛ばせても、落下地点を見誤ると、トラブルにハマってしまいスコアメイクに繋がらない。ここが『頭のスポーツ』の所以であり、『知恵と工夫が要求される』所以でもある。

 

まずティーショットの場合。私はこれまでスライス系のフェードボールを打つことを全てにおいて勧めてきましたし、その為のレッスンをし続けています。ですからTショットのイメージは、少し左方向へ飛び出して少し右へスライスしてフェアウェイセンターへ、というイメージですね。私は左にOBゾーンや池などがあった場合は、必ずスライスさせるスイングを意識して(いつもより曲がり幅を大きくさせる)、完全にOB方向へ打ち出していました。そしてフェアウェイへ戻すショットです。距離は落ちます。しかし、フェアウェイの幅分だけ曲げる事が出来るんですね。言い換えれば、フェアウェイを一杯に使えるわけです。しかし、真っ直ぐの球を目指して真ん中を狙うと、右か左へ曲がった場合、フェアウェイを半分しか使えない訳です。フェアウェイが狭いゴルフ場等では、ストレートボール系のプレーヤーはOB続出です。私の場合は絶対にフックさせませんから、どんなに狭くても怖くはありません。こんなTショットをショートホールを抜いた14ホール続けた場合、どちらがスコアがまとまるかは言うまでもありませんね。飛距離は相手の方が飛んでいますよ。しかし、全くスコアに貢献出来ていません。ここに、我々アマチュアゴルファーにとって、ゴルフは飛距離では無い!‥という事が言えます。

 

今回はTショットについてですが、もう一つ極めて大切なことがあります。「Tグラウンドの右端に立つ事!」です。その事によって、更にフェアウェイ幅を広く使う事が出来ます。しかしここで気を付けなければならない点があります。この問題の解決策は後にまた触れると思いますが、私は少しクローズドスタンスを主張して来ました(特にドライバーなどの長いクラブ)。ところが、Tグラウンドの右端に立つと、大きく俯瞰的に見た場合フェアウェイに対してオープンスタンスになっているんです。これ、お分かり頂けますでしょうか?想像してみて下さいね。Tグラウンドの右端に立ってフェアワイの左端を狙ってアドレスした場合、スタンスがクローズドであってもそのコース的にはオープンになっている訳です。そこで注意しなければならないのは、決してフェアウェイのセンターを見たり向いたりしてはいけないという事です。足がクローズドになっているだけでスイング自体はフェアウェイセンター方向へのスイングになってしまい真っ直ぐ飛び出してしまいがちになるんです。そうなると、フェアウェイセンター方向からスライスしますから、右へOBとか林に入るとかの結果になります。次の言葉を覚えておいて下さい!「Tグラウンドの右端に立った場合、身も心もフェアウェイの左方向を狙ってスイングする事」‥。「身も心も」ですから、決して目でセンター方向を確認してはいけません。ゴルフでいうスタンスやアドレスや方向性とは、ボールの飛び出す方向が目標であり、決して最終的に落下するポジションではありません。

 

お分かり頂けましたでしょうか…?次はグリーンを狙う場合のスタンスの取り方、つまり、「グリーンの攻め方」に入って行きます。(つづく)