Lesson-6「スイングについて!その④:インパクト」

 

これまでレッスンして来ました、アドレスからテークバック、トップから切り返し、ダウンスイング、そしてインパクトを迎えます。これら一連の動きの流れでインパクトに入る訳ですから、「インパクトをこうしなさい!」というものではありません。理想のインパクトはそれまでのスイングの結果生まれるものですから、これまでのレッスンを把握しイメージして練習する事で習得出来た時、良いインパクトになります。

 

写真に有りますように、左膝・左肩・腰は左方向へ殆ど動いて(回って)無く、我慢して居る状態です(この繰り返しでプロは殆ど左ひざを痛めます)。右かかとは少し上がっている程度です。そして、左腕はしっかり伸びていて、右肘は絞られ、右脇は締まっています。顔はボールより少し右に有ります。そして更に強調したいのは、アイアンシャフトがしなっていてヘッドが遅れて来ています。レイトヒットです。クラブは斜め上から入ってボールを捉えますので、アマチュアに多いボールの手前からスルスルとダフリながら当たるような事はありません。直接ボールにやや上から当たりますからフェイスの上で逆回転のスピンがかかります。反り上がるように飛んで行ってピタッと止まる球になります。この写真はT.W.だと思うのですが、スタンスはスクウェアかほんの少しオープンだと思います。スタンス幅とボールの位置からして、7番アイアンくらいだと思います。我々アマチュアが7番アイアンで打てばシャフトがこんなにしなる事は無いでしょう。前回お話した、インパクトに力を集中させることが出来ていることが良く分かりますね。

 

インパクトの後、クラブや体は慣性でフォロースルーへ、そしてフィニッシュへと進みますが、総論として、写真の様にボールを正面で捉えるスイングは、フォローは手が先行して体はそのまま残る様な動きで、フィニッシュは左肩のあたりへクラブが入るややフラットなフィニッシュになります。体が左へ開いて右かかとも上がってインパクトを迎えるスイングは、フォローも早く体と手が一緒に動き、正面を向いて、首の根っこにクラブが入るハイフィニッシュになります。プロの場合は一概には言えません。しかし、私のレッスンはアマチュアが1年でシングルになる為の「急がば回るな!」で、イージースイングを最重視しています。「イージー」といってもローハンディのシングルやプロとは見方が少し違いますが、間違い無く私の理論(前者)の方が、ダフッたりトップしたりというミスが少なくなります。後者はどちらかというと昔のスイングです。J.ニクラウスはこのように著書に書いています。「フォローが小さいのはピストル。大きいのはライフル。どちらが正確に遠くへ飛ぶかは明白だ‥」と。しかしあれからゴルフスイング理論は二転三転しながら大きく変わってきています。ジャックだから出来る‥という事もありますから、私が最初に申し上げたとにかく「男子プロの真似はしない!」ということですね!

 

簡単に言うと(物理学的に考えれば)、インパクトの後にボールがフェイスから離れて飛んで行ってしまったら、大きくフォローしようが、「左へ行け!」という気持ちで顔や体を左へ曲げようが、もうどうしようもないのです。青木プロなど、プロがフィニッシュでそんなポーズをとるときがあります。それは、切り返しあたりからダウンスイングの途中でもう分っている為、インパクトで反射的に調整しようとして、その結果がフォローやフィニッシュに表れてるしぐさなんです。驚くのは、ダウンスイングの途中でクラブを放してしまうプロがいます。凄い反射神経というか決断力というか、我々アマチュアには出来ない事です。一つ言える事は、そのくらい、切り返しあたりが凄く大切であるという事です。

 

大きめのクラブになればなるほど、インパクトからフォローはどうしても体が勢いよく動いて行きますので、いつまでも体や顔を正面に残しておくのは難しい事です。大切な事は‥、

『インパクトが正面で捉えるスイングが出来た時は、フォローは手の振り抜きが顔や体の回転より先行する為、手が先に体に巻き付く様なフラットなフィニッシュ(スイング)になる!』ということを覚えておいて下さい。無理やりフラットにするのではありませんよ(笑)。まあ、平たく言いますと、ゴルフスイングというのは、フラットにターフを薄く削る様なスイングになる方が、早く上手くなりミスの少ないゴルファーになれる!‥と、私は考えています。

(つづく)